抗VEGF(血管内皮増殖因子)薬であるアイリーア・ルセンティスの適応は以前は加齢黄斑変性のみでしたが、その後さまざまな病気で効果があることが判明し、現在は近視性脈絡膜新生血管、糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫に非常に高い効果を上げています。
当院では月曜日、火曜日の午前診察後と金曜日の午前10時30分より硝子体注射を行っております。金曜日は京大病院より医師に来ていただいて診察と並行して行っていますので、待ち時間は短いと思います。3日前より抗菌剤の点眼をしてきていただいて、当院の手術室にて目の消毒、点眼麻酔を行ったうえで行います。
治療が必要な方はまずはお電話でお問い合わせください。
マキュエイドはステロイド剤で糖尿病黄斑浮腫に対して使用が認められています。上記のアイリーア・ルセンティスに比べ治療費が安い薬剤ですが、場合によっては眼圧が上昇したり白内障の進行が見られることがあります。