まず手術前に術前検査を行います。角膜屈折や眼軸長を測定し、眼内レンズの度数を決定します。 当院では日帰り白内障手術を木曜日の午後に行っておりますので手術の週の月曜日より抗生剤の点眼をしてきてもらいます。 手術はキシロカインの点眼麻酔と白目の奥に麻酔薬を注入するテノン嚢下麻酔のもとでおこないます。まったく痛みはなく10分程度の手術です。 まず角膜の上部に2.5ミリの創口をつくり、水晶体表面の膜に5-6ミリの大きさの「窓」を作成します。
次に濁っている水晶体の中身を超音波で砕きながら吸い取ります。
最後に残った水晶体の膜の中に人工レンズを入れて手術は終了です。 眼帯をして少しお休みになってから帰宅していただきます。
手術後1週間は目をおさえないでください。就寝の際には1週間眼帯カバーを使用してもらいます。 洗髪、洗顔は4日目から可能です。 術後1ヵ月で創口はほぼ治りますが目薬は医師の指示にしたがって続けてください。 一般的には術後2ヵ月ほどで目薬の必要はなくなります。ただ個人差がありますので指示に従ってください。
1割負担の方で14,000円、3割負担の方で50,000円ほどです。手術中の状況により多少違いが出てくる場合があります。 ※生命保険に加入しておられる方は、手術給付金・入院給付金の支払いを受けることができる場合があります。 ※高額医療費の還付によって、手術費用の一部が戻ってくる場合があります。 選定療養による多焦点眼内レンズの取り扱いを行っております。詳細は直接お問い合わせください。